坂井市
その他
丸岡城下のベンチマークハウス
丸岡城下に建ち並ぶ本町商店街の長屋の改築です。
間口7.5ｍ、奥行30ｍの細長い敷地にはもともと店舗兼住宅が境界線ギリギリに建っており、隣の家との壁も
かなり近接し、明かり不足、通風不足、落雪スペース不足、駐車場無し等の問題がありました。
新築する上での優先すべきキーワードとして、延べ床40坪、廊下を無くしてスペースの有効利用、落雪スペース確保
するため軒の出無し、適度な明かりと自然換気、駐車場6台分確保。最後にデザイン。
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窓の選択と使い方に特徴を持たせました。
落雪スペースを確保するために軒の出を無しにしたため、雨の日に窓を開けると
雨が入りやすくなります。そこで、極力引違い窓を減らし、横滑り出し窓を多く設置しました。下から上に向かってスイングする窓の採用で、よほどの豪雨でない限り、雨の日でも窓を開けて換気ができます。さらに上下左右にずらして設置することで、より良い自然換気効果をうながします。
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リビングは家の中心。
細長い建物なので、廊下を作らずリビングを一階の中心に配置することにより、
和室、寝室、キッチン、洗面室、2階階段へアクセスできるようにしました。
これにより非常に良い動線で生活することができます。 -
和室
4.5帖の空間に合わせ窓も最小限に。
非常に落ち着く空間になりました。 -
2階ホール
二階のホールを利用して物干しスペースに。
物干し竿が3本も吊るせます。窓が滑り出しなので、洗濯ものを干して窓を開けっぱなしで
お出かけOKです。急な雨でも全く心配いりません。
ベランダも隣接してるため、お天気のいい日はお外にも干せます。 -
落ち着いた主寝室
北側には壁一面のクローゼットを配置。ウォークインクローゼットよりも
面積当たりの収納力はずっと多いです。
寝室の窓からは国宝丸岡城が移ります。サイコー！！！
